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Luke 4:5-8 | ルカ4章5−8節
ルカ4章5−8節
私たちは皆、間違っていると分かっていることをしたいという誘惑を経験したことがあるでしょう。イエス様もサタンに誘惑された時、まさにそのような気持ちを味わわれました。イエス様が直面された誘惑は、イエス様にとって本当に「誘惑」だったことを忘れてはなりません。今日の箇所では、サタンはイエス様に自分を拝むように誘惑し、その見返りとして、この世で自分が持っている権威と栄光を与えると言いました。では、これはなぜイエス様にとって誘惑だったのでしょうか。イエス様はすでに父なる神から、いつの日か天においてすべての栄光と誉れを受けると約束されていました。それはサタンが提示したものよりもはる かに大きな栄光です。しかし、その神の約束を受けるためには、イエス様はまず十字架の苦しみを通らなければなりませんでした。サタンは、イエス様に十字架の苦しみを避けさせようとしたのです。そうすれば、痛みを伴わずにある程度の権威と栄光を得ることができます。しかしその場合、私たちは罪から救われることができません。
これはイエス様にとって真の誘惑でした。なぜなら、人としてのイエス様は、十字架で味わう計り知れない肉体的・精神的・霊的な苦しみを本当に望んでおられなかったからです。
イエス様はこの誘惑に対し、旧約聖書・申命記6章13節の「あなたの神、主を礼拝し、主にのみ仕えなさい」という言葉を引用して答えられました。これは神が人間を造られた目的であり、このように生きる時にこそ、私たちは真の満足を得ることができます。
サタンは私たちを憎み、神を憎んでいます。だからこそ、私たちが神だけを礼拝し、神に仕えることを妨げようとします。サタンは、他の宗教の神々を拝むように誘惑したり、自分の欲望を優先して神に仕えることをやめさせようとしたりします。
またサタンは、神が私たちに望んでおられる困難なことや痛みを伴うことを避けるように誘惑します。イエス様にとってそれは十字架を避けることでした。私たちにとっては、真実を語ること、人を赦すこと、イエス様について伝えることなどを避けるように誘惑されるかもしれません。
イエス様はご自身が誘惑を経験されたので、私たちが誘惑に抵抗することがどれほど難しいかをよくご存じです。イエス様が私たちの弱さを理解してくださっていると覚えることは、誘惑に直面する時に大きな励ましになります。
誘惑に直面すると、その誘惑があまりにも強く、抗えないと感じることがあるかもしれません。しかしイエス様は、断食で肉体的に弱っていた時でさえ、サタンの誘惑に打ち勝たれました。これは、イエス様が私たちが誘惑に抵抗するのを助けてくださるということを意味します。
では、イエス様はどのように私たちを助けてくださるのでしょうか。イエス様ご自身は、聖書にある神の言葉を思い起こすことで誘惑に立ち向かわれました。同じように、サタンが私たちを誘惑する時、イエス様は聖書の言葉を思い起こさせ、誘惑に従うことが神の目に間違っているだけでなく、私たち自身にとっても害であることを気づかせてくださいます。
つまり、私たちが聖書を深く知れば知るほど、イエス様は私たちが誘惑に抵抗するのを助けてくださる のです。