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Luke 5:17-20 |  ルカ5章17−20節

ルカ5章17−20節


ルカ5章(新改訳2017)

Luke 5 (NIV)


今日の物語は、体が麻痺した男性のお話です。彼の人生がどのようなものだったか想像してみてください。彼は歩くことができず、当時は電動車椅子もコンピューターによる補助もありませんでした。どこへ行くにも、人に運んでもらう必要がありました。食事も、体を洗うことも、排泄さえも、他人の助けなしにはできませんでした。働くこともできず、お金を稼ぐこともできませんでした。彼は完全に他人に頼るしかなく、助けてくれる人に恩返しをすることもできませんでした。

 

幸いなことに、彼にはイエス様が人々を癒す力を持っていることを耳にした良き友人がいました。友人たちはその男性をイエス様のところへ連れて行きました。しかし、到着してみると、そこにはあまりにも多くの人がいて、男性をイエス様のところへ連れて行くことができませんでした。それでも彼らは、イエス様なら麻痺した友人を助けられると確信し、何とかして彼をイエス様のところへ連れて行く方法を見つけようと決心しました。

 

当時の家には平らな屋根があり、物を置いたり、人が過ごしたりできるスペースとして使われていました。屋根に上がるための階段やはしごがありました。友人たちは彼を屋根に運び上げ、瓦を何枚か外して十分な大きさの穴を開け、寝床ごとイエス様の目の前に彼を下ろしたのです。

 

イエス様は人々に教えを説いている最中でしたが、この友人たちが邪魔したことや、ほこりや瓦の破片が頭に落ちてきたりしたことに対して怒ることはありませんでした。屋根を壊したことについて叱ることもありませんでした。むしろ、麻痺した男性を温かく迎え入れたのです。

 

しかし、麻痺した男性への最初の言葉は少し不思議に聞こえるかもしれません。イエス様は彼を癒す代わりに、「友よ、あなたの罪は赦された」と言ったのです。

 

私たちはこの男性を見て、彼の一番の問題は歩けないことだと考えます。しかしイエス様は、彼の一番の問題が罪であることをご存知でした。これは、この男性が特別に罪深かったという意味ではありません。よく考えれば、寝たきりの状態の彼が犯せる罪は限られています。殺人や窃盗のようなことは彼にはできなかったでしょう。彼の罪とは、歩ける人への嫉妬や、必要な助けを得られなかった時の怒りといった、私たち誰もが日常的に犯しているような罪だったはずです。

 

イエス様は、私たち一人ひとりにとって、どんな病気よりも罪の方が深刻な問題であることを教えようとしておられます。病気は体を傷つけたり死に至らせたりしますが、罪は心と魂を傷つけ、死に至らせるのです。

 

だからこそ私たちは皆、イエス様から「友よ、あなたの罪は赦された」という言葉を聞く必要があります。そして、私たちがイエス様を信じ、自分の罪を認め、その赦しを必要としていることを告白するならば、イエス様はその言葉を私たちに語ってくださるのです。

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