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Luke 6:31-36 | ルカ6章31−36節
ルカ6章31−36節
今日はルカ6章31をもう一度読んでから、32-36節も読みます。
この箇所でイエス様は、神が私たちを招いておられる、世の価値観とはまるで逆さまに見えるけれど、実は真に満ち足りた生き方について語り続けておられます。31節で、イエス様はご自身の教えを「人からしてもらいたいと望むとおりに、他人にも接しなさい。」と要約しています。
これは、多くの人が日々の生活の中で実践しようとしている生き方と、それほどかけ離れたものではありません。親が子どもによく言うようなことです。そして一般的に、好きな人に対してこのように生きることは、それほど難しいことではありません。
イエス様も32〜34節で、このことを認めておられます。「罪人」(つまり、イエス様を信じず、罪が赦されていない人)でさえ、自分を愛してくれる人を愛し、自分に良くしてくれる人に良くし、返してもらえると分かっている相手に貸すことはできるのです。
しかし、イエス様は、自分に親切にしてくれる人に親切にしなさいと言っておられるのではありません。敵をも愛し、敵に対しても良いことをし、返してもらえなくても敵に貸し なさいと言われます(35節)。
これは全く異なる、はるかに難しい生き方です。実際、このように生きることができるのは、私たちが「いと高き方の子ども」(35節)、つまり神の子であり、神の聖霊が私たちの内に宿っておられる場合だけです。
神はすべての人に慈しみ深く、命、美味しい食べ物、家族や友人との関係の喜び、美しい自然、そして人生を楽しむための多くのものを与えてくださいます。しかし、多くの人はこれらの素晴らしい贈り物に感謝せず、むしろ神を無視し(イエス様はこのような人々を「恩知らず」と呼ばれます)、神が憎まれる行いをする人もいます(イエス様はこのような人々を「悪い者」と呼ばれます)。それでもなお、神はそのような人々にも慈しみと憐れみを示し続けられます。神は、ご自分を憎む者をも愛し続けることのできるお方なのです。
同様に、私たちがイエス様を信じて神の子となるなら、神は私たちにも、恩知らずな人や私たちに悪い行いをする人に対して優しく接することができるようにしてくださいます。私たちを憎む人を愛し、赦すことができるように助けてくださいます。また、惜しみなく寛大に生きられるようにしてくださいます。
イエス様は私たちに敵を愛するようにと教えるだけでなく、たとえ私たちが失敗しても愛してくださる父なる神、私たちが恩知らずであったり、神の御心に反することをしても赦してくださる父なる神を、私たちに示してくださいます。そして、天の父を知れば知るほど、私たちはその父に似せられ、自分を傷つける人さえも愛せるようになっていくのです。
これこそが神の愛の力です。私たちが受けるに値しない愛を示されると、私たちは変えられ、愛されるに値しない人を愛することができるようになります。そして、私たちが愛する人もまた、私たちの愛によって変えられ、他の人を愛することができるようになるかもしれません。神の愛には、真の変化をもたらす力があるのです。