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Mark 10:17-20| マルコ10章17-20節
マルコ10章17-20節
この話の人は金持ちであり(明日読む22節)、さらに少年のころから神様の法律を熱心に守ってきました(20節)。そのため、周りの人々からは立派な人だと思われていたに違いありません。しかし、それほど道徳的に優れていたにもかかわらず、彼は不安を抱え、永遠のいのちを受け継ぐために、自分は十分に努力し、十分に良い人になれているのかとイエス様に尋ねました。
19節でイエス様は、神様がモーセを通して与えた十戒のうち、第5–第9の戒めを挙げられました。では、なぜこの五つだけを取り上げたのでしょうか。
第1–第4の戒めは「あなたには、わたし以外に、ほかの神があってはならない」のように、神様との関係についての戒めです。一方、第5–第10の戒めは、人間同士の関係についての戒めです。イエス様が第5–第9の戒めだけを挙げられたのは、彼が人間関係に関する戒めは守っていたとしても、神様に関する戒めを破ってしまっており、完全な人ではないことを示すためでした。
例えば彼は、金や金で買える物を非常に大切にし、それらを神様よりも優先し、まるで神のように扱っていました。その結果、「あなたには、わたし以外に、ほかの神があってはならない」という第1の戒めを破ってしまったのです。
現代にも、この人とよく似た人が多くいるでしょう。法律を守り、社会的なルールにも従い、丁寧に話し、感情をコントロールし、常に他人に優しく、迷惑をかけないように気を配る――人間的にはとても良い人です。
しかし、神様に創造され、命を支えられているにもかかわらず、神様を信じず、神様を無視し、神様のためではなく自分や他人のために生きているなら、十戒の半分ほどを守っていないことになります。
実際、十戒の半分に従っていても、全部を守らなければ、神様の目から見て神様の基準を満たし ているとは言えません。
もし、これまで良い人になろうと努力してきたとしても、神様を信じなかったこと、神様を無視してきたこと、あるいは神様のためではなく自分や他の人のために生きてきたことがあるなら、それを神様に告白し、悔い改め、イエス様を信じることによって、神様からの赦しを受けることができます。
そして、もし神様を信じるのが難しい、気づかないうちに神様を無視してしまう、神様のために生きるのが難しいと感じるなら、祈りの中で神様の助けを求めてください。